》HOME 》お国自慢TOP

表紙解説はクリック!
漢字館 vol.24

特集:徳川家康
家康ゆかりの地
御三家のナンクロ
家康の四天王 他
難問パズル 上級編
ジャンボナンクロ
日本の政治家
田中角栄

パズルでがってん
びっくり漬け物伝説

コラム
○編たちのおすすめ誌上温泉めぐり
還時間新聞:1972年
自然に抱かれた湯の国 栃木県

華厳滝や回顧の滝といった数々の名瀑、男体山の噴火によってできた中禅寺湖、スリル万点の急流下りが楽しめる鬼怒川など、美しく豊かな水と緑に育まれた栃木県。日光・塩原・那須・湯西川などの景観の見事な温泉には多くの観光客が訪れます。温泉は、古いものでは発見が千数百年前と歴史があり、平家落人伝説や九尾の狐伝説などの言い伝えも各地に残っています。
 日光と家康を結んだ影の実力者 

日光東照宮には、天下の将軍・徳川家康の廟所(墓)がありますが、それは家康自身が遺言したからです。ただ、それには天台宗の天海僧正がかかわっていました。天海は、側近の中でも家康に影響力のあった人物で、日光山・座禅院の貫主だったのです。家康の死後は、天海を中心に家康の神格化政策が展開し、朝廷から家康に「東照大権現」の神号が与えられ、日光東照宮が建立されました。

 日光・京都「ゆば」くらべ 

豆乳を煮て、表面にできた膜を引き上げて作る「ゆば」。水の美味しい日光はゆばの名産地です。産地としては京都も有名ですが、日光は「湯波」、京都は「湯葉」と書きます。また、引き上げ方と食感も異なります。京都は膜を一枚で引き上げ、日光は二つ折りにして引き上げます。したがって、京都のは薄くて柔らか、日光のは厚めで少し歯ごたえのある食感になります。

 宇都宮が「餃子の街」になったのは? 

宇都宮に餃子が広まるきっかけを作ったのは旧陸軍第14師団員でした。戦争中、中国に進出した際に餃子を食べた師団員が、戦後、宇都宮に復員して餃子を再現したのが始まりです。また、夏暑く冬寒い、宇都宮の気候に対応するスタミナ源として、安くて栄養のある餃子はぴったり。一世帯あたりの餃子消費額が日本一になるほど発展しました。

 九尾の狐のなれの果て・殺生石 

那須湯本温泉の源泉「鹿の湯」の西方にある「殺生石」。周辺から有毒ガスが噴出していたため、昔は多くの生き物が命を落としました。古人はこれを石に宿る霊の仕業と考え、「殺生石」と名づけました。その霊については伝説があり、「悪さをしたために矢で射られた九尾の狐が化したもので、猛毒を吹きだしている」といわれています。