日本の縮図 兵庫県
南に瀬戸内海、北に日本海、県中央を中国山脈が通る兵庫県は、自然や文化の異なる様々な街から成り立ち、「日本の縮図」とも呼ばれています。なかでも神戸は昔から外国人の多い港町として栄え、外国の文化やグルメ、産業など様々なものが持ち込まれました。こうして神戸を起点に日本全国に広まった、いわば「神戸が日本初」であるものの数々が、現在も見られるような異国情緒あふれる街の雰囲気に影響を与えてきたのかもしれません。 |
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歌や踊り、コントなどを盛り込んだショー形式のレビューを、昭和2年、日本で初めて上演したのは、女性だけの歌劇団として有名な「宝塚歌劇団」でした。現在は、花組・月組・雪組・星組・宙組の5組が順番に、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)と東京宝塚劇場(東京日比谷)をメインに一年中公演をしています。熱烈なファンがつく奥深い世界ですが、予備知識などがなくてもエンターテインメントとして素直に楽しめる、質の高いステージが展開されています。今年は何と90周年を迎え、様々な公演やイベントが行われるので、体験してみては。 |
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日本初の喫茶店が明治期に登場したといわれる神戸は、珈琲文化の先駆的な地域でした。そのためか自家焙煎の喫茶店がたくさんあります。半世紀以上もの歴史をもつ「にしむら珈琲店」でも工房で焙煎した豆を使用。しかもオリジナルブレンドは6種類もの豆をミックスするこだわりようです。何気なく出される水が美味しいのにも驚きます。 |
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お酒好きにとって兵庫といえば日本酒「灘の生一本」。その美味しさの秘密は、米や技術など多々あるようですが、最大の理由は宮水で作るからだとか。宮水とは、「西宮の水」の略で、六甲山地からの伏流水が西宮市の海岸方面にある浅井戸から湧いたもの。質が良く、酒作りに最適です。地元を訪れなくても「灘の生一本」が飲めるようになったのは、瓶詰め清酒が出回ってから。瓶詰め清酒の発祥も、明治34年の神戸とされています。 |
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切り口が年輪のようなドイツ菓子、バウムクーヘンを日本に最初に伝えたのは、大正13年、神戸・元町に洋菓子店を創業したドイツ人のカール・ユーハイム氏でした。こだわりの製法と厳選素材がシンプルながら奥深い味わいを生み出し、長く愛され続けています。神戸元町の本店では、焼きたてのバウムクーヘンを食べることができます。 |
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